Sustainabilityサスティナビリティ
環境
環境方針を踏まえ、環境マネジメントシステムへの取り組みを通じ、環境保全や環境負荷低減につながる事業活動を推進し、持続可能な地球環境に貢献していきます。
森林保全への取り組み、再生エネルギー事業を通じ、地域環境の保全と意識醸成に努めています。
環境方針
私たちは、社是「安全・健康・環境」の実践の為、「和歌山一きれいな工場をつくろう」をスローガンに全員で環境活動に取り組みます。
当社は、芳香族ジアミン等ファインケミカル製品の開発と生産を安定的に行う為、安全操業の確保はもとより技術的・経済的に可能な限り 継続的環境改善に取り組み、地域社会並びに顧客の信頼と安心確保に努めます。
1)環境関連の法規制および地域・顧客との間で交わした合意事項を遵守するとともに、当社の自主規制、業務基準を必要に応じ見直します
2)有害な化学物質や廃棄物などによる自然環境の汚染と健康を害する環境リスクを予防します
3)省資源/省エネルギー活動推進に努めるとともに、排出物の削減及びグリーン購入を実践します
4)製品及び製造プロセスの開発・改善計画策定にあたっては、環境負荷の軽減を優先し、研究開発段階から環境影響への配慮を行ないます
5)環境目的・目標の設定と内部監査の実施により、定期的な見直しを全部門全社員あげて行ない、常に環境維持・向上に努めます。
この環境方針は、当社並びに協力会社メンバー全員に徹底を図るため教育・啓発に努めるとともに、必要に応じて一般への開示を行います。
1999年10月 1日 制定
2003年 4月 1日 改訂
環境マネジメントシステムISO14001
セイカは、1999年度に環境方針を定め、環境マネジメントシステムを構築し、ISO14001の認証取得した2000年度以降、継続的な環境活動に取り組んでいます。
事業活動における環境リスクを把握し、それらの影響を考慮し、永続的な事業の発展と環境保護を遂げるため、年度単位で戦略的な方向性を定め、PDCAサイクルで、(省エネ、省資源、廃棄物削減、化学物質汚染対策、災害対策などの)さまざまな環境施策に取り組んでいます。
また、内部監査では各事業場を詳細に監査し、システムの継続的な改善に取り組んでいます。
セイカは一部事業所において、環境マネジメントシステムISO14001を取得しております。
詳しくはこちらをご覧ください。
セイカの森
「セイカの森」は、和歌山県の推進する森林環境の保全により、新しい雇用の創出や地域の活性化を行う「緑の雇用」事業の一環である「企業の森」事業の主旨に賛同し、平成18年より取り組んでいる森林保全活動の名称です。セイカグループでは、和歌山県日高郡日高川町の山林の一部を借り、木を育て、荒れた山林を蘇らせる活動を行っています。
セイカは、環境問題を経営の重要課題と位置付け、事業活動および当セイカの製品が環境の与える負荷を低減していくだけでなく、地域における環境改善・社会貢献活動にも取り組んでおり、その活動の一環として森林保全活動を実施しています。
自然の大切さや地球環境問題に対する知識高揚を図るための活動とします。
社員相互、社員とその家族、地域との「交流・憩いの場」としての活用を通じ、自然体験活動による心身のリフレッシュを図っています。
場所 |
和歌山県日高郡日高川町大字愛川(アタイガワ)字滝尻内の山林 |
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面積 |
1.17ヘクタール |
植栽樹種 |
コナラ、ヤマザクラ、ホウノキ、トチノキ、シバグリ等 約3,000本 |
活動状況 |
2006年1月 和歌山県、日高川町、美山村森林組合との調印 2006年4月 植樹祭 2006年7月 下草刈り実施 その後、年1~2回の下草刈りと徐伐及び間伐 2012年5月 約1,000本を補植 2016年4月 「セイカの森」活動を2021年まで5年延長 2021年1月 同活動を1年ごとの継続更新 |
セイカソーラー発電所
セイカソーラー発電所は、約27,000m2の土地に8,960枚のソーラーパネルを設置し、最大出力は2MW、一般家庭約750世帯分の年間消費量に相当する年間約280万kWhの発電量が見込まれるメガソーラー発電所です。
和歌山県の恵まれた自然エネルギーを活用し、年間約1,150tのCO2削減が見込まれるクリーンな発電事業を行うことで、昨今の厳しい電力事情を和らげる一助になるとともに、環境問題にも貢献していきたいと考えています。
所在地 |
和歌山市西浜1660番地628 |
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運転開始 |
2013年8月 |
敷地面積 |
27,000m2 |
パネル枚数 |
8,960枚 |
最大出力 |
1,990KWh |
推定年間発電電力量 |
280万KWh |
CO2推定年間削減量 |
約1,150t(関西電力CO2排出係数による) |
液化天然ガス(LNG)ボイラー設備
セイカ 海南工場において、2014年3月より液化天然ガス(LNG)を燃料とするボイラー設備を稼働しています。
液化天然ガス(LNG)は、重油などに比べ燃焼時に発生する二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)の排出量が小さく、また硫黄酸化物(SOx)を排出しない燃料として注目されており、当設備ではこのクリーンなエネルギーを使用することで大幅な環境負荷低減を実現しています。
購買電力の再生可能エネルギー化の推進
セイカグルーブでは、2022年1月から、本社及び4か所の全工場の購入電力の50%を再生可能エネルギー化しています。
この取り組みは、関西電力株式会社が提供する「再エネECOプラン(※)」を活用することで、これらの事業所において使用する電力の50%を再生可能エネルギーで調達しているものです。
これらの事業所における年間電力総使用量は約24百万kWhであり、この50%にあたる約12百万kWhが、再生可能エネルギー由来の電力に切り替わっています。
(※)再生可能エネルギー指定の非化石証書を付加し、実質的に再エネ価値を有したCO₂フリーの電気
廃棄物処理施設維持管理の状況
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第15条の2の3第2項)に基づき、廃棄物処理施設の維持管理に関する情報を公表いたします。