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2025.10.2

インターンシップを実施しました

2025年8月25日~29日、9月8日~12日、大学生及び大学院生のインターンシップを受け入れました。

期間はいずれも5日間でしたが、そのうち2日間を研究部で実施しました。

1日目は、研究部新規開発課の課長から、セイカの技術力(研究視点)、研究部の組織と役割、そして仕事の進め方や考え方をお伝えしました。
私たち研究部員は一人一人が考えを持ち、先輩・後輩・上司・部下の立場関係なく”一人の研究者”としてチームディスカッションし、研究テーマをより良い方向に進められるよう取り組んでいます。研究者として「常になぜ?と考える癖をつけて、疑問点は都度聞く」ことが大事だとお話しました。

2日目は、研究部員が日頃行っている合成実験を見学してもらい、生成物である製品や前駆体の純度分析を体験してもらいました。
1日目に疑問を持つことの大切さをお伝えしたこともあり、学生からは、「なぜこの実験スケールで行っているのか」「なぜこの条件で行っているのか」「なぜ製品だけではなく前駆体の品質まで確認しているのか」などの質問がありました。回答した内容は、企業の研究部ならではの答えだったと思うので、大学と企業の研究の違いを知ってもらえたのではないでしょうか。

研究部のプログラム終了後、学生に研究部でのインターンシップ内容について発表してもらいましたが、お伝えした内容や考え方が伝わっていることが感じられ、担当して良かったと思いました。研究部の雰囲気が良かったとのお声も頂き、嬉しい限りでした。
和歌山出身の方もいれば、和歌山に来るのは初めてという方もいて、化学が繋いでくれたこのご縁に感謝です。将来、再びセイカでお会いできたら幸いです。

今後もインターンシップを実施していきますので、興味のある方はぜひお越しください。お待ちしております。


研究部 H・T