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2021.12.15

テレビ会議による災害対策模擬訓練を行いました

12月2日に全社で災害対策の模擬訓練を実施しました。
全社的な訓練は、昨年は新型コロナ感染症の下で開催できていませんでしたが、今年は、テレビ会議の仕組みを活用して訓練を行いました。
外部の専門家の方からアドバイスをいただいての、初めての試みです。
6拠点から緊急時対策組織の責任者が参加し、専門家の方にもアドバイザーとして加わっていただきました。

訓練は、震度6強の地震が発生したというシナリオの下、行われました。
「地震発生」から始まり、「停電」や「重傷者発生」など、
様々な状況がテレビ画面上に次々と表示されていきます。
今の状況に対して責任者としてどのような対応をとっていくのかをそれぞれが考えながら、各拠点で討議して進められました。
その後、各行動に対するチェックによる行動に対するレベル評価と全体の講評が行われ、訓練は終了しました。

偶然にも、訓練翌日の朝、和歌山県内で最大震度5弱の地震が発生しました。
各拠点においても震度3~4の揺れがあったのですが、私の頭に前日の訓練で確認した必要な対応が頭に浮かびました。
訓練に参加したメンバーも同様だったのではないでしょうか。

和歌山県では、南海トラフ巨大地震が大きな脅威として存在しています。
近年では、巨大台風や大規模水害、停電、通信障害なども事業を継続する上での様々なリスクとなっています。

地震以外にも様々な事態に対応できるよう、今後もテレビ会議を活用して、
新たなリスクシナリオでの訓練に取り組んでいきたいと思います。

経営企画部 H.O