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和歌山へようこそ
2019.10.31

紀三井寺をご案内

小雑賀工場から車で10分。
和歌山市紀三井寺に西国三十三所第二番札所の紀三井寺(紀三井山 金剛宝寺)があります。
和歌山県には西国三十三所の札所が3つあり、あと2つは第一番の那智山 青岸渡寺(東牟婁郡那智勝浦町)と第三番札所の風猛山 粉河寺(紀の川市粉河)です。

お正月やお花見のころは大変混雑しますが、秋は、それほどでもなくゆっくりと参拝できそうです。
車もスムーズに置くことができました。
朱塗りの楼門をくぐると、急な石段がそびえます。

私は子どものころから親しんでいますが、初めての方は「ぎょっ!」と上るのを躊躇するかもしれませんね。石段は実に231段あります。

新年には、「福開き 速駈詣」という健脚を競うイベントも開かれていました。

その石段を上がりきると、お線香の良い香りが。

本堂で手を合わせます。清々しい気分になりますね。
振り返ると、右手には万葉の地、和歌浦を望むことができます。

この日は曇っていて、残念ながら眺めは良くありませんでしたが、晴れた日は穏やかな海の景色が最高です。

本堂の横には「ソメイヨシノ標準木」があります。

和歌山地方気象台が発表する和歌山のサクラの開花宣言はここ、紀三井寺で行われています。桜の名所でもあり、春のお花見のころは大勢の参拝客で賑わいます。
かの有名な俳人、松尾芭蕉も訪れていて句を残しているんですよ。
「みあぐれば さくらしもうて 紀三井寺」。
石段の中腹に石碑もありますから、見てみてくださいね。

境内のお茶屋さんでちょっと一休み。
寺の名水で淹れた「名水コーヒー」を頂き、この日は紀三井寺を後にしました。

総務課J.Y