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2019.11.5

紀州漆器まつり

セイカ海南工場がある和歌山県海南市は漆器の町として有名です。
会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に全国三大産地の一つなのです。
海南市の北西部「黒江地区」を中心に生産されており、黒江塗と呼ばれるそれは400年以上もの歴史があります。
その黒江地区では毎年11月3日ごろに「紀州漆器まつり」が開かれます

卸問屋さんやメーカーさんたちがテントを張って漆器を直売するのですが、会場となる川端通りは500mに渡り歩行者天国となり、毎年多くの人々で賑わいます。

今年は11月2日・3日に開催され、私は初日の2日に行ってきました。周囲の臨時駐車場はどこも満車。
みなさん年に一度のイベントを楽しみにしているのがわかります。

通りに入ると早速お店が並んでいました。お椀やお盆、重箱などが所狭しと並べられています。

「えっ、これがこの値段?!!」と驚くような価格で上等な漆器が売り出されています。
みなさん、手にとって品定めをしていますね。
特売品ですが、上等な品が多く目移りしてしまいます。

貴重な一点ものに巡りあうこともあり、掘り出しものを探すのも直売ならではの面白さです。
店の人と会話しながら値段の交渉をするのも楽しみの一つですね。

いま、事務所で使っているお盆も昨年の漆器祭りで購入したものですよ。

機会があれば、みなさんも来年出掛けてみてください。
素敵な一点ものに出会えるかも!

総務課J.Y